2017年08月05日 | フラジールに蕩れ。

ママチャリ日本一周・北海道リベンジ編 エンドロール。

2017.08.05.Sat.09:41
こんばんは。




もう出費とか走行距離とか、集計しなくてもいいんですねぇ。



というか、出発しなくていいのかぁー。



って気分でした。今朝は。








時は遡り、昨夜の野宿探しから話を始めよう。





とりあえず、近くの公園までとぼとぼと歩く。





運河公園に到着。

このゆりかごみたいなベンチを寝床にしてみるか。






ゆらゆら寝ていたら、雨が降ってきた。最悪だ。

テントもないのに。






違う公園の、建物の軒下をお借りすることにした。

芝生で寝心地はよかった。
それは、よかったのだが。




蚊の大軍に襲撃され、わたしは刺されまくり。


あえなく撤退。こりゃ寝られん。









面白そうなところがありました。

ここにするか。





ホラーをコンセプトにしたカラオケ店らしいが、文化祭のお化け屋敷をやることになったクラスの内装みたいな感じでした(笑)



いや、すまない。


サービスは申し分ないんだ。良すぎるくらいだ。
フリータイムで千円ちょっとなら安い方じゃないか。



しかし、店員さんもやたらに明朗だったし、もうこれ分かんねぇな。







ルーム。


ふ、普通だ!




3時くらいまで平沢進ばっかり歌いまくり、あとは6時まで寝ました。





そして、現在に至る。





電車の時間まで、朝食とお菓子タイム。

クッキーばっかり食べてる。






さて、そろそろ行くか・・・。のろのろ。

こけっ!


段差につまづいて、左足の親指を負傷するという。
地味にきつい。





本日はですね、寝床の心配が無いということで、函館の津軽海峡フェリーターミナルまで行こうと思います。

そんで、深夜3時の便に乗ります。
本州に着く頃には朝6時くらいだそうで。


そういうのもいいかなって思いまして。

船の上で夜明けを迎える、みたいなの。







苫小牧に到着。


電車に乗るのは、全く苦痛を感じない。

自転車に乗ることに慣れすぎたというのもあり、普通に電車旅は好きだということもあり。



これから室蘭行って、長万部を通ってどんどん南下していくでしょう。

私は黙って運ばれていくだけ。







北海道も今日でおしまいということで、

1番別れ惜しいのがガラナとかセコマのパスタとかそういうものだということも、なんとなく感じる。


大丈夫、本州には(たまに)ドクペがある。








苫小牧から室蘭まではワンマン列車。

料金を表示するパネルとか、整理券出るところとかあって、なんかバスみてぇだ。





さて、本州へ行ったあとの旅程を考えていたのですが、
5日間全部使い切らないで、2日分残して帰ろうと思います。





理由は三つ。




まず、あと3日間では中途半端なところまでしか行けない。

かの有名な下灘駅に行きたかったのですが、そこまでは遠くてここからじゃ無理でした。




次に、カメラのバッテリーを2つ予備持ってるのですが、
手違いで、片方が使い切った後のすっからかんのバッテリーでした。

今使ってるバッテリーも無くなったので、3日間持たないかもしれないです。
たぶんもたない。ただの重い荷物になるだけ。




最後に、連続で旅をしすぎると鈍感になるというか、楽しむセンスがすり減ってしまっていているのでもったいないと思ったのです。

無意味に使い切ろうと遠回りするより、そこは分割した方が良かろうと。



以上の判断で、

つまり、明日、帰宅ということにしようと思います。




え!あっけない。

明日?もう家着いちゃうの?



乗換案内のアプリを見て、私はぽかーんとしてしまった。


遠くまできたようで、全然近いんだなぁ。
あー、なんだかな。




今、ボックス席に1人で座っていたんだけど、女子高生?かな。中学生かな。

私に丁寧に断ってから向かいに座った。
なんて礼儀正しい・・・。


で、降りるときにありがとうございました。って丁寧に挨拶してくれるものだから、

私のような矮小な人間はどう返したらいいかわからなくって、とにかくは頷いたよ。


なんていい子なんだ。おそろしいほど。



東室蘭から長万部行きのワンマン列車は、満員です。
やばい辛くなってきた!


電車自体はいいんだけど、人はダメ。あかんです。







しかし、そこである出会いもあったり。


ボックス席にまたしてもすわっていたのですが、海が近い駅に電車が停まり、
私は窓側の人、日除けあげてほしいなーって思ってたんですが、

向かいの人がちょっと開けてもいいですか?
と、ナイスなアシストをしてくれて、それがきっかけでその人と話しました。


そしたら、電車で旅をしている人でした。

手段は違えと同じ旅人。すぐに意気投合しました。


名前は齊藤さん。






長万部駅で、乗り換え時間待ちの時に撮った写真です。

ポーズはまんべくん。



しかし、駅前なんもない!

せっかく乗り換えの基点になってるのだから、なにかお店あったらいいのに。






海のそばを通る。


私が通ったであろう道をたまに目にする。

自分が走ってる姿を想像すると、なんだかアンニュイな気分になる。


頑張っていたなぁ、おまえ。

そうだよ、どこまでも走っていけ。
お前はママチャリでどこまででも行けることを思い知ったじゃないか。






日本一の秘境駅であるはずの、小幌駅。

もう知名度あがっちゃって、むしろ他の駅より降車乗車数が多いという逆転現象。






前回来た時は青空だった大沼。

白く霞んでいて、これはこれで幽玄な雰囲気でいいね。







齊藤さんはここで降車。

長すぎた乗車時間を、とても楽しくお話できました。ありがとうございます。


齊藤さんはねぶた祭りへ行くようです。

いってらっしゃい!


良い旅を!




なんと話してみると、同じ福島県出身で近くなので、また会えるでしょう。


いつか どこかで。

たぶん、福島で。








五稜郭駅に到着。


ここから歩いて津軽海峡フェリーターミナルへ。






駅前のビッグカメラ。



懐かしいなー 。

ここで落としたセンサークリーニングペンを探してて、ついでに母親に北海道についたよー、という電話をかけたんだった。






歩く。


今になって、色々なことが次々と頭をよぎる。







ラッキーピエロで北海道最後の晩餐を。





いただきます。



やっぱおいしいなぁ。

これも、おいそれとは食べられなくなるのかァ。








北海道上陸して、ゆう君と意気揚々と記念写真を撮ったところ。



ありがとう北海道。

いろんなものをもらったぜ、本当。







津軽海峡フェリーターミナルに到着。






おみやげの昆布もちを買い、3時の便まで待つ。


昆布もちは、鰊番屋で食べて味わいがあっておいしいと思ったので、これにしました。


なんかテキトーに北海道印だけが建前でついてるようなクッキーとかのおみやげ品よりは、断然いいでしょう。





では、また明日。


そして、さようなら北海道。


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ママチャリ日本一周・北海道リベンジ編 エンド。

2017.08.05.Sat.23:59
こんばんは。





寝坊せず、ちゃんとチケットを取れました。





乗船。


函館の光が遠くなっていきます。



ありがとう北海道!したっけ!

また来るぜ!



・・・自転車以外で!







フェリーには、ありがたいことにシャワールームがあります。

シャワーなんて何日ぶりだろう。



スッキリしました。生まれ変わったようだ。







少し寝て、起きたら日が昇ってました。


おはようございます。






青森港に到着!


ただいま 本州!






帰ってきた実感のないままターミナルを下って、出口へ向かうと、

なんと道中、旅を長く共にしたゆう君が待ち構えていてくれました!


本当に驚いた!


たしかに今はねぶた滞在中なのは知っていましたが、まさか待っていてくれてるとは!
嬉しいことです。



電車が10時40分からなので、一緒にミスドへ!

いやー札幌でのカメラ開封の儀以来ですね。
懐かしい。



色々と思い出話に花を咲かせたりしていると、ああ終わったんだなぁと実感します。



あとは、旅人あるあるなど、ならではの話も。


自転車旅が終わっても左側通行をやめられない、とか、
いつものように糖分取ろうとおもったら体が受け付けなかったとか。





ゆう君はまた北海道へ行くので、
交換しそこねたセコマのキャンペーンの応募紙を50円で買ってもらうのであった。






時間がやってきて、ゆう君とお別れ!



また! 【いつか どこかで】 ね!







青森駅から、秋田側を通って福島へ帰ります。


調べてみたらですね、
なんと最寄りの相馬駅に着くのが23時40分だそうで(笑)



そして、そこから自宅まで、海側へ向かって街灯も少ない道を10キロ歩きます。

最後くらいは自力でゴールしたいので、迎えは呼びませぬ。呼んだら負け。



家に着くのは日付的には明日になるでしょうが、

ごめんなさい!
今日でラストってことにしたいので、ズルっこで投稿時間を相馬駅に到着した時刻にしたいと思います!




しかし、深夜にゴールって、なかなか・・・。


いや、いいんです。自分が満足できれば。

今までもそうしてきたじゃないか・・・。







秋田駅で乗り換え。






あちーーーー!!


本州暑いよー!



北海道も晴れた日は、いやー暑いなー!
なーーんて言ってましたけど、あんなのはお戯れですよ。

本州の暑さは遊びがない。






なまはげがいた。

地味になまはげを見たのは初めてかもしれない。


子供がギャンギャン泣いていた。







車窓からの風景が、最高に夏。





横手駅で乗り換え。





次の電車まで1時間くらい待たないといけないので、地元だんごでも食べながら気長に待つ。

待つことはさほど嫌いじゃない。





ワンマンカー。

こういう席が好き。
クロスシートというのですよね?


混雑してないなら最高。
景色が見やすいし、片側は確実に人が座らないので。







降りたところが0番線。


日が暮れました。






北上では花火大会がこれからあるらしい。

浴衣姿がちらほら。





ようやく仙台駅に到着。

見慣れた場所まで来ました。





そうかー!

今ってちょうど、仙台七夕祭りの時期かー。


そんな感慨に浸りつつ、ついに相馬駅へ向かう電車に乗り込む。
見慣れた車体だ。





夜ともなると景色が見えないので、でんしゃないで暇していたのですが、

エンドロールということなんで、今回の旅はともかく、忘却の彼方へとありつつある3年前の本州旅の方の自分のブログを読み返していました。



いやー、今の旅のスタイルとは全然違いますね。


雨でもカッパ着て進むわ、道端でも構わず野宿するわで、なんか今より旅人レベル高いぞ!?


いや、そんな時期があったからこそ、今の効率の良い旅スタイルが確立したのでしょうけど。




しかし、懐かしいですねぇ。


自発的には思い出せないことも、ブログを読めばちゃんと思い出すことができます。


私は長期記憶能力が低いので、写真とかこういうブログで記憶の取っ手をこしらえるしかないのですよ。



あの頃はまだ道の駅でねるとか、目的地を設定するとかいう概念がありませんでした。

旅の中で、徐々に今の旅スタイルへと変貌を遂げたのですね。



使ってたカメラもイオスKissだし、色んなことは今回グレードアップしたなーと思います。

小綺麗というか、スマートな旅になったというか。



でも、粗挽きな三年前のスタイルの方が本当は好きですね。

行き当たりばったりアドリブで、実に旅らしい!


そう思いますね。




まぁ、同じなのは自転車の積載法だけかな(笑)






↑ 3年前の初日

↓ 3年前の最終日








そして今回のチャリの風貌。



前カゴカバーがないことや、シートがグレードアップしたとか、それくらいの違いしかないですね。

確実に、経験を生かしたカスタマイズを初めからしています。












と、書いたところまでは憶えていたのですが、気づいたら相馬駅に着いてました。



え?相馬ってあの相馬か!?


静かに混乱しつつも、下車。


あの相馬でした。

降りたホームから、
記憶に新しく、そして懐かしい町並みが見て取れました。




か、帰ってきた・・・。相馬。



実感のわかないまま呆然と駅前に立ち尽くす。





とりあえず、歩こう。家まで。







マックでポテトを買って、食べながら歩こうとおもってたら。







しまっとんのかーーーーい!!


まぁ、田舎のマックなんてこんなものですよ・・・。






というか、相馬市そのものが眠りかけている。

時刻は0時。



ともかく、これから家まで、徒歩で行きます。

本当にラストです。





とはいえ、家は10キロ先。


10キロといえば、初めの方の自転車で10キロペース時代でいう1時間かかる距離。

一体、徒歩だと何時間かかるんだッ!




しかし、よく寝過ごさなかったなー。

仙台から1度も相馬まで起きなかったので、そのままなら普通終点まで行っちゃう気もするけど・・・。



体が覚えてたんですかね。相馬を。(笑)









そんな事を考えつつ、コンビニで買い出し。

サンドイッチとお菓子とデザートを買いました。


これでラストを歩ききる!!






でたーーー。

無意識にここを通ってしまうクセ。車こないからいいけど。


いつまで自転車こいでるつもりでいるんだ。




しかし、家が遠い・・・。

この見慣れた道も、歩いて通るのは初めてである。



静かだ。

だんだん灯りも少なくなってきた。









本当は、何度も何度も帰りたいと思っていた。




私は小さな頃から甘えん坊で、人見知りで、対人が苦手で、


一番古い記憶の幼稚園の入園日では、みんなはもう溶け込んでいるのに、私だけは母に抱きついて離れようとしなかったのを覚えている。


家から冷蔵庫に貼ってあったマグネットを幼稚園に持ってって、それを握ってることで、辛うじて幼稚園にいることができた。

でも、時にはそのマグネットを持っていくのを忘れて、帰る帰ると大泣きしたこともあった。


何度かは、幼稚園を脱走して家に帰ったこともあった。


小学校にあがっても、脱走を何度かは繰り返しては、周囲と両親に迷惑をかけた。





私はいつしか、学校を休みがちになった。ズル休みだ。


でも、私にとってはそれはズルではなかった。

他のみんなが風邪をひいて、学校に行くのが辛いことと同じように、
私は学校というコミュニティに加わることに対して辛かったと思っていたからだ。


そんな子だった。






そんな時、将来の夢を書かされたことがあった。


私は、『旅人』だと書いたのを覚えている。

もちろん、そんなことを書いたのは私だけで、
ほかのクラスメイトらはサッカー選手やパイロットや宇宙飛行士、ケーキ屋さんからお花屋さんなどなど。


私が当時、なにを思って旅人になりたいと思っていたかは、覚えていないが、

子供ながらに、自分のマイノリティな性質による、社会への相容れなさ圧迫感にほとほと嫌気が差し、鬱屈したストレスを抱えていたことは察するに余る。


なぜなら、今もそれは変わらないからだ。








ここから街頭はもう無いはずだ。


暗闇だ。







さて、そんな旅人を夢見ていた幼少の私は、現在こうして本当に旅人になった。




でもきっと、旅人になりたいというのはあくまで手段だったんだろう。


単純に、世間のしがらみから解き放たれたかったのだ。私は。





もう間もなく、旅も終わる。




私はこれからどうすればいいのか、相変わらずわからない。

前途は不明だ。




しかし、私は旅でたくさんの事を学んだはずだ。


きっと、もう大丈夫だろう。




・・・。



夜霧が深い。

足が痛い。

リュックが重たい。


もうすこしだ。






たまらず走り出す。


疲れた。



あと少し。頑張れよ。








色々な記憶が頭をよぎる。


これは夜霧だ。涙でにじんでるわけじゃ、ない。









ただいま。






ゴールです。






ありがとう。




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