2013年08月 | フラジールに蕩れ。

鈴と行く、廃墟ポートレートの旅。 その7 (道中・下)

2013.08.01.Thu.19:00
こんばんは。



それでは、一日あきましたが、廃墟紀行の続き行ってみたいと思います。

道中の【知らない町編】の後編からスタート!




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坂の町の、中腹あたり。

霊園の近くには青い青い、紫陽花がひっそりと咲いていた。



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これほど見た目的に、日陰や雨など・・・、日光いらずな花も珍しいものだ。

しかし、この花でさえ、もれなく日光で生きているんだと気づかされる。


日陰者さえ、やはり雨だけで生きてはいけないのだ。厳しい現実。




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なにやら風貌のかっこいい建物があった。


長瀬産業組合・・・JA・・・。

農業組合関係の建物だったようだ。




_MG_3682.jpg
横顔もかっこいい。

こういう感じの建物ってレアですね。



_MG_3684.jpg

その建物の近くに、
紫陽花と対をなすもの、向日葵

日光に顔を上げる者。



背中合わせのひまわり達

太陽が隠れた今、彼らはそれぞれの方向に顔を向けている。

同じ方向に顔を向けるのは、輝くものが現れた時だけだ。



・・・実際は、そこまで極端ではないけれど、
それでも日光の下に暮らすものほど、利害のスポットライトは明らかに目の当たりにしやすい。

それはまぁ勘違いされやすい必然。





_MG_3692.jpg

かっこいい建物に別れを告げる。



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町からこの道、少し歩けば、カラフリーな場所へとたどり着けるでしょう。

道のその先に、美しいものが待っていると分かるだけで、人は歩いて行けるものです。




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かやぶき屋根の古民家を発見。



_MG_3697.jpg
すごい。


保存状態が素晴らしい。

ここまで保護されている感じでなく、自然に建っているかやぶき屋根の家は今まで見たことが無かった。


すごい。




_MG_3699.jpg

色々なものを見つけながら、散歩を続ける。


その見つけたものの中でも、写真を撮るのはごく一部。

恐らく無意識のうちにだが、
感じるものがあり、かつ写真写りが良さそうなものを選び取っているんだろう。




町の水路

うつくしい水路


フィルム調に現像。




_MG_3701.jpg
偏見かもしれないが、水路が美しい町は、景観が優れている傾向にある気がする。


もしくは、その水路造りが、同じ雰囲気の造りで町をかたどっているものの一部だから、それは確かに同じ傾向になるのは必然なのかもしれない。




見知らぬ町に

田舎好きというか懐古厨・ノスタルジストである私には、とても口に合った町だった。


しかし、いまだにこの町の名前を、私は知らない。

意図せず、某アニメのタイトルみたいになった。(笑)




DSC00360.jpg

そういえば、散歩の途中、たまに通る車以外は誰にも会わなかった。

見かけもしなかった。


うんまぁ、人がいたらいたで、ヨソ者を好奇の目で見る視線はあまり好きじゃないんだけど。
それが悪いとも思わないけどね。




_MG_3708.jpg

その町の一部を丸く切り取り、そこからさらに四角に収める。

改めて考えると、どこか不思議なものだ。


ときどき、よく分からなくなってくる。


意識すると、今までどうやって歩いていたか分からなくなってしまったムカデの話のように。




_MG_3709.jpg

町の雰囲気を堪能していると、いつのまにか一周して車を停めた場所に戻ってきてしまった。

目的地までまだまだ時間がかかるし、そろそろ出発しよう。


車内に戻ると、が起きていた。




知らない町を回ってレポートするだけの仕事があればいいのにと思いながら、

その名も知らぬ町をあとにしたのでした・・・。




DSC00382.jpg


次は・・・ここです。




つづきますよぉ。
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鈴と行く、廃墟ポートレートの旅。 その8 (翁島ペンション)

2013.08.02.Fri.21:17
こんばんは。



DSC00382.jpg

今日は更新時間が遅くなったので、
最終目的地である【翁島ペンション】のさわりだけお送りします。


時間的に、もうすぐバルス祭りですしね(笑)

今回も、Twitterは破滅してしまうのかどうか見ものですね。
サーバー強化したみたいだけど、さていかに。




この廃墟に入る道は、覚えていたのだが、鈴と話していてうっかり通り過ぎてしまった。


Uターンして、戻っていくと、なんと私より先にその道に入っていく車が!

今回は、誰かに先を越されてばかりだ。



その道に入る目的は、ほぼ廃墟しかない。

故に、様子を見つつも、その車に着いていった・・・。





――結局その車は、挙動不審ながらも去って行った。


しゃれ「なんだよ、ここまで来てもう行っちゃうんかい。」


なんだか、さらっと見物に来ただけっぽい感じのアッサリ。



対する私は、虫よけをして三脚を取り出し、万全の体制である。(ドヤァ)





_MG_3712.jpg

翁島ペンションの横の電柱。

電信柱だか、電柱だかしらないが、通電のための柱。


ご覧の通り、木やツルやらからみまくりである。

まさか現役ではなかろうな・・・?
そこまでは見なかった。




_MG_3713.jpg
この電柱、外灯つきだった。

これまた、ずいぶんと趣のある灯だなぁ。


点いているところを見たい。

そして何より、その灯りに照らされる翁島ペンションが見たい。




翁島ペンション

おまちかねの、翁島ペンション内部・・・。



しゃれ「がぁっ! そういうことするかぁ・・・」


暖炉の周りの煉瓦に、大きく伸ばした白黒写真がはりつけられていたのである。

前来た時は無かった。




_MG_3716.jpg

人がいるのかと思って、すこし警戒したが、写真だった。

かなり大部分が剝がれている。



一体だれがこんなことを・・・。

丁寧に煉瓦に貼られているし、かなり手間がかかったろうに。

「おいおい、そこまでするか」、という感想。


でも、演出としては悪くないと思ってしまった。悔しいかな。





燭台に照らされぬ、灰色の顔

これは燭台の残骸だろうか。

点くことの無い燭台に、照らされぬ白黒の顔。



_MG_3719.jpg

この燭台も、なかなか趣きがある。


現役時代は、チャチに見えたものなのかもしれないが、

こうボロボロに年季が入ってくると、それっぽいですね。




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構図をもっと広く取った方が良かったか。


とりあえず、鈴を入れてのポートレート。



最初はアップのようなもので、この場の雰囲気になじませる。

すると、どういう場所でどういう構図がいいかなどが、徐々にわかり始めてくるのです。




_MG_3726.jpg

去年撮った、パチンコ台が壊されていた。

おこ。




_MG_3725.jpg

鈴に、写真の少女と向かい合ってもらった。


ただの写真だ。

何の曰くもない。


だからなのか、ただたんに構図が悪かったからか、この写真からは何も感じない。ボツ。

たぶん後者・・・。





_MG_3729.jpg

二階に登る・・・。


鎖が垂れ下っていた。

これは前からあっただろうか?






つづきます。
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一眼レフでも余裕! ゴリラポッド SLR-ZOOMを購入しました。

2013.08.03.Sat.21:43
こんばんは。



今日は、仙台のヨドバシに旅用の三脚を選びに行ってきました。

往復で2000円もかかるので、いかに安く三脚を選び買っても、元は取れなさそう・・・。(笑)


まぁ、すいぱら(スイーツパラダイスというケーキバイキング店の略称)やその他の遊びもしたので、もちろん無駄とはなりませんでした。

STGの筐体がたくさんある、ゲーセンも見つけましたし。
今日は時間なかったから遊べなかったけど、次行ったら一日中遊び倒したい。





で、三脚なんですが、なんと3キロまで耐えられるという『ゴリラポッド SLR-ZOOM』を買いました。

行くまでは、ベルボンの『CUBE』がいいかなーなんて思っていたのですが、実際に展示品を触ってみると、足が予想以上にグニャグニャ・・・。


絶望した私の目に入ったのが、今回買った一眼レフでも余裕で耐える頑丈なゴリラポッドというわけでした。




DSC00538.jpg

私の愛機、X5と
便利ズームレンズ、SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMの組み合わせでも、

この余裕と安心の安定感。



がっしりしていて、CUBE(笑)なんかより全然頼りがいのあるナイスガイである。




ゴリラポッドにしては重い方ですが重量240g程度と、三脚の中では非常に軽い。

トラベル用としてはこれ以上なく携帯性に優れております。





――あと、買ってから分かったんですけど、これクイックシューついてないんですね。

箱の表紙には写っていたので・・・。(SLRにはついていたようだ)
だまされました。(笑)


まぁ、足が短いのでぐるぐる回しても余裕で取りつけられるんですが・・・。

奮発して、ネットで別売りのクイックシュー自由雲台を追加購入!



今年の青春18きっぷの旅は、この三脚を持っていきますよぉ。(*・∀・)




DSC00536.jpg

あと、電車旅の長時間乗車に備えて、エアークッションも買ってきました。

それ以外にも、野宿の時など・・・色々と捗りそうだ。




今晩は、青春18きっぷの旅でのお供となる、夏影との会議があります。

まぁ、といっても9割方が未定のアドリブ旅になるでしょうが。


一応、マヤカンをめざし、帰りはアドリブっていう方向性です。


たのしみですねー。
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鈴と行く、廃墟ポートレートの旅。 その9 (翁島ペンション)

2013.08.04.Sun.18:03
こんばんはー。


今日は高校時代からの友人である、『姉さん』とフォトブック用の撮影も兼ねて遊んできました。

神社で猫探ししたり、わくわくランドに行ったり、海に行ったり。


その時のことは、写真を交えて今度記事にするとして・・・。




若干、のどが痛いがまぁ大丈夫だろう。


そう思って、家を出発した時期が私にもありました。



結果⇒ 冷えピタ装着状態。&死にそうになりながらキーボード打っている現状。




こんなこともあろうかと、廃墟記事の方は下書きにして昨日仕上げておいたので、

どうぞ寝込んでいる私をよそに、楽しんでやって下さい。ゴホゴホ。







緑に包まれた廃墟

二階の一室。

ペンションの部屋は、ほとんど原形をとどめていない。



_MG_3731.jpg

扉。


ここで、何枚か同じようなポーズで撮影をしました。




しゃれ「はーい。そこで、そう。入る感じで。踏み出しておねがい。」


1から、徐々に完成形に向けて一挙ずつポーズを指示する。






_MG_3732.jpg

しゃれ「うん。あっさり入っちゃう感じで。次に、左足を踏み入れる準備をしているような力の入れ方で。停止してないで、動いてる感じで。そう、動画の一コマ。」


こんな指示でよく分かってくれました。ありがたい。




扉の向こうに消える少女

そして、完成形がこちら。


足元の輪郭がほとんど見えなくらいにシャドウを強めました。

そう、幽霊っぽい感じで。
上半身の挙動はそのままに、スーッっと入ってく感じ。


イメージの80%ぐらいの完成度。
それくらい再現できれば上等ですね。





_MG_3735.jpg

見えていない裏側や死角もきちんとしないと、見えている表側がおかしいことになります。


そこに気を付けて撮りましょー。




_MG_3743.jpg

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最後に、絶対領域と廃墟のコラボ。



衣装とかにはこだわらず、鈴の私服のままです。

今度は、制服とかでお願いするのも良いかもしれませんね。





_MG_3742.jpg

次回は、RX100で撮った写真たちを紹介したいと思います。


なんとなく、記事をカメラ別にしました。






おそらく、次が最終回(もしくは次の次)


でも、明日具合悪かったら文章のみになるかもしれません。




・・・つづきます。
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鈴と行く、廃墟ポートレートの旅。 その10 (翁島ペンション・最終回)

2013.08.05.Mon.17:10
こんばんは。



熱はだいぶ下がり、ノドや頭は依然痛むものの、ブログくらいは更新できそうです。


というわけで、廃墟紀行・最終回です。




廃墟の階段にて

前回の絶対領域×翁島ペンションの階段の撮影の途中、私は思い切って一眼レフを封印することにしました。

ここからは改めて、RX100だけでこの廃墟を回ります。




DSC00371_20130805163032205.jpg

鈴に、車で待っていてと言って送り出し、改めて一人でこの廃墟を巡ります。



そばに人がいると、やはり、どこかいつもの調子が出ない気がするのです。


一人になって、核の状態になって初めて、自分の根源的な集中力を引き出せる。

そう思います。




DSC00372.jpg

そして、一眼レフを封印した意味。

それはRX100を買って、今までの環境と変わったからです。




DSC00362_2013080516303874a.jpg

今まではX5一筋。
レンズも三本だけでやりくりしていました。


しかし、カメラが一つ増えたことで選択肢が大幅に増えすぎた。


その選択に迷いが生じ、構図や様々な設定など、他のことに集中できなくなってしまう。




DSC00378.jpg

であれば、自らがそんなしがらみをシャットアウトし、どこかで割り切らなくては、現時点では力を存分に引き出すことはできない。


そう。慣れたらいいんです。


レンズが増えたときも同じ。
魚眼レンズを買ったときも、割り切って魚眼レンズだけで撮影なども良くした。

その特性や得手不得手などを把握して、ようやく割り切らなくても選択肢にあまり迷いが生じなくなった。


RX100を完全に自分のものにするまで、もうしばらくの経験値が必要のようです・・・。




DSC00375.jpg

さて、そこらへんは語り終えたので、廃墟の実況に戻りますよ。


これ、なんですかねー?

煙突・・・? よくわかりません。





DSC00374.jpg

お風呂場。

扇形だなんて、なんだか変わってるなぁ。




開けっぱなし扉

開けっ放しというか、遮るもののほとんど残ってない扉。


やはりRX100の長所と言えば、広角で明るいF値というのが一つでしょう。



DSC00373.jpg

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福島県の廃墟としてはとても有名な『翁島ペンション』も、たいがい崩壊が激しいよな。


この廃墟も、先はさほど長くないのかもしれない・・・。




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天井からなにかがぶらーん。

照明?



緑の窓

緑の窓。

こういうの最高に好き。すばらしい。



DSC00377.jpg

現役時代を考えると、廃墟というのは本当に面白い。

想像すると、時に涙まで出そうになる。



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灯をともせ。


いまさらだけど、これ本当に燭台?

レンガ造りにしたコンセプトとしてはありがちというか、おかしくないけど。




DSC00381_20130805165852a20.jpg

まぁ、こんなもんでしょう。

大漁大漁。満足でございます。




DSC00382_201308051655164b3.jpg

というわけで、翁島ペンションを去ります。


おじゃましました。




_MG_3751.jpg
翁島ペンションは翁島駅のすぐ近くにあります。

翁島駅の周辺を少し散策しました。




踏切にて。電車きたる

少しの散策を終え、さて帰ろう。

すると、踏切の所で、ちょうど遮断機が下りた。




電車がとおる。


タタンタタン、タタンタタン。


・・・いってしまった。




なぜだかそれは私の中での、旅を終える合図のようで。


空より、いち早くの帳が降りた気がしたのでした。





鈴と行く、廃墟ポートレートの旅、完。
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