解釈 | フラジールに蕩れ。
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『もう何も怖くない、怖くはない』歌詞 解釈。

2014.09.02.Tue.20:31
こんばんは。



今日はこの曲を解読。




『もう何も怖くない、怖くはない』


作詞:石川智晶
作曲:石川智晶
編曲:西田マサラ



誰かが息をするたびに
澄んだ水が濁っていく
この森の中にいると気後れしそうだよ

(だれかがなにかをするたびに、濁っていくような世界。気後れするほど)



一心不乱に揺れる花が
その命を突き進んでしまうのは
僕がその声を拾わずにきたから

(一心不乱に生きる者がその命を顧みずに生き抜くのは、僕らがその意思をくみ取らずにいるせいだ)



もう何も怖くない 怖くはない
黄色くなった葉が
剝がれ落ちていく引力を感じても

(命の最期へと引き寄せられていることを感じても)



もう何も怖くない 怖くはない
「生きてる」 それだけで
確かな種を掴んでいる

(生きているだけで確かなすべての可能性を秘めている)



目の前の湖が柔肌をさらしている

(無防備に自然に在る様子)


意図してない場所へ
この雲が転がって行くなら

(私の知らぬところで世界が動いていくのならば)



もう何も怖くない 怖くはない
済し崩しのように朝焼けが見える
ならば雨を降らせよう

(決まりきった毎日に自分の意志で切り開こう)


もう何も怖くない 怖くはない
両手を濡らしてくこの満たされた感情だけで

(その意志によって満たされる心だけで)


予測不可能なこの海原
全うに步いていく常識とか
曖昧過ぎる深刻さなどもういらない
怖くはない‥‥

(パターンの無いこの広い世界、真っ当に世渡りしていくための常識だとか曖昧な真面目さなんていらない)



今は怖くない 怖くはない
黄色くなった葉が
剝がれ落ちていく引力を感じても
もう何も怖くない 怖くはない
「生きてる」 それだけで
確かな種を掴んでいる








「もう怖くない。怖くはない。」

二度繰り返し強調するこの言葉。

あなたにはどう聞こえるだろうか。
強がりに聞こえるか、すべてを振り切った本当の力を持った者の言葉に聞こえるか。それとも自己暗示か。



生きているだけで、全ての可能性を秘めている。

この広い世界で生きていくための、統一ないし均一化された攻略法なんていらない。



すべての人生に、すべての可能性に満ちた種が宿っている。


だから・・・何も恐れることなどないのです。

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『落涙』歌詞 解釈。

2014.09.01.Mon.19:24
こんばんは。


鈴仙・優曇華院・イナバのコス、三つ折りソックスとスカートをネット買いました。

なかなかの出費ですが、仕方ありませんね。
なんとか両立できそうなほどには毎日が安定してきた。


現像もコンデジの部が昨夜にすべて終了した。あとはデジイチのほうだけ。

今日も徹夜でがんばろう。(とはいっても朝方から昼まで寝てる)



では今日も歌詞の方を読み取っていきますか。



  『落涙』


作詞:石川智晶
作曲:石川智晶



余計な戯言
浮かばないほど闇雲に
生きぬくことだけ
すべてを注いでいられたら

(くだらぬことを思う余裕もないほどに生き抜くことだけに集中して一直線にすべての力を注いでいられたら)


あたり前に登る月と太陽の下より
荒れた野原の風が性に合っている

(ありふれた日常よりも荒んだ非日常が性に合っている)



戦えど戦えど
終りなきものは見るに堪えない

(進んでも出口の見えないものは苦しすぎる)


ここではなくて
人間の底にある救いがたい悪夢だけ

(そこではなくここの、救いきれないだろう心の闇がそうさせる)



明日が我が身にないかもしれないこと
うすら寒い夜が
すり寄せそっと教えてきた

(明日生きている保証がないことを自らに教わる)

その覚悟なければ
出会うことのない本当の
脱ぎ捨てた自分の力に出会えない

(死する覚悟さえなければ本当の自分の力に気付けない)


慰めに口にする善悪をすべて捨てることで
残された情熱のようなもの
強烈に見せつけて下さい

(口実にしてきた善悪の観念をすべて捨てることで、残された激情だけを強烈に見せつけて)


木々が揺れ
鳥は発ち
草の音が揺るぎなく
一斉にあなたへと流れだす
言葉少なにお別れしましょう

(・・・わからないが、心に訴えてくる何かがある。それぞれが感じ取ってください)


まだ乾いてない傷をさらして
無情の地へ向わせてる何か

(まだ癒えきらぬ傷をさらしてまた情の無い世界へと向かわせる衝動)

一生かけてもその衝動は
私にはわからないでしょう

(その心は私には一生分かり得ないものでしょう)

あなたを想いながらむせび泣く

(そんな健気なあなたを想い、むせび泣く)








出口の無い毎日。

その無情さ、凄惨さに言葉を呈する余裕もなく毎日を懸命に生きていられるのなら。
このありふれた日常を捨ててでも、そちらのほうがずっといい。


そんな心で始まるこの歌。


私もそれに激しく同意してしまった。

でも、それほど割り切って生きられないとも暗に言っている。



その緩やかなむごさに周りを見渡せば、涙が落ちる。

癒えるまもなく生傷は絶えない。
それでも出口の無いこの毎日を続ける歯止めが効かない。


いったい、いつに人は救われるのでしょう。明日か、明後日か。

それさえも見えてこない。



でも、だからこそ面白部分もあるんですよね。

以上。

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『涙』歌詞 解釈。

2014.08.29.Fri.19:37
こんばんはー。


ここのところずっと天気が悪うございますね。


というわけで、今日の石川智晶さんの歌詞解読コーナーは『涙』

涙は雨と、よく例えられますね。





   『涙』


作詞:石川智晶
作曲:石川智晶



このところ続いてる長雨が
はやる気持ちを押さえ込んで

(ここのところ続いた暗澹とした心が、感情を押し込めて)


途切れることのない後悔が前髪を揺らす

(次から次へと押し寄せる後悔の波に、かぶりを振る=前髪が揺れる)


暗闇より人の優しさに足止めされそうで

(そんなネガティブよりもむしろ、ポジティブな人の優しさに惑いひかれそうで)


あなたとの約束をまぶたに思い返してた

(『あなた』とは前述の人の優しさをくれた人だろう)




涙 涙の雫が落ちて 朽ちかけた月が浮かんだ

(その悲しみが昇華し、消えかけていた希望が射した)


涙 涙が伝えるすべてをひとつも逃がさない気持ちで

(その悲しみがくれたものを、ひとつ残らずくみ取りたい)



雨宿りその一時に見える幻が明日を変えることも
あなたなら両手にその輝き抱きしめていたろう

(雨宿り=悲しみの逃避 その時の思いが明日の自分を変えることも、あなたは知っていて、それを含めてあなたはその思いを大事に胸にしていただろう)



夜の静けさから走る息づかいだけが聞こえる

(凪いだ心にひとつ、息ずく思いがある)


背中を押すものは愛に似たきずな一つだけ

(背中を押してくれるものは、愛にも似た絆だけ)



涙 涙の雫がこぼれて 夜霧が月に寄り添う

(悲しみが希望の光と優しく寄り添う)


涙 涙が足跡を照らす あなたに近づけるような気がする

(悲しみが今までの自分を明らかする。そんな私ならばあなたに近づける気がする)



涙 涙の雫が落ちて 朽ちかけた月が浮かんだ
涙 涙が伝えるすべてをひとつも逃がさない気持ちで
涙 涙の雫こぼれて 夜霧が月に寄り添う
涙 涙が足跡を照らす あなたに近づけるような気がする







これもまた、言葉少なに多くのことを語っている歌詞でございます。


まとめると、
悲しみに沈んだ主観者を「その悲しみこそが光と親しい感情になりえる」と『あなた』が背中を押す。
絆とその優しさが、失くしかけていた光を取り戻させた。
そして主観者はようやく光を抱きしめて、「あなたへ近づける気がする」と、これからの未来の前書きを語る。


雑にまとめると、

主観者「しょぼーん (´・ω・`)」
あなた「くよくよすんなよー!(ドンッ)」
あなた「悲しみの次には喜びがあるさ!」
主観者「あたいがんばる!!」


みたいな。



大筋はこんな解釈でいいかなとは思いますが、細かな心情の機微がところどころに隠されている気がします。
言葉通りにとらえずに、行間を読むという事を鍛えませんとね・・・。

人の心を読む――理解するのは難しい。




悲しいという思いは、確かに大事なものです。
この世から悲しみが消えたら平和になる、なんて単純な事じゃないんですよね。


悲しいからこそ、喜びがある。
楽しかったからこそ、辛さがある。


そういった相互作用で、人の感情と言うものは密接に隣り合ってる。

一緒にいて楽しい人ほど、別れはつらいものでしょう?
でも、その分また会うのはとても楽しみ。



こうしたジグザグな心の振れが、とても健全な人のココロの在り方なんでしょうね。

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『涙腺』歌詞 解釈。

2014.08.28.Thu.19:13
こんばんは。



今日は前と同じく、石川智晶さんの意味深な歌詞を解読しちゃおうのコーナー。


順番とかは特になく、気の向いた曲を選んでいきます。

今回はこの曲を。



『涙腺』


作詞:石川智晶
作曲:石川智晶



あなたの背中に羽を見る 

(あなたは自由に高みへ飛んで行ける人)


槍の先に宿るものとは 
悲しいほど無縁のものでしょう 

(敵意や争いなどの醜い激情とは――それらも宿す私とも――悲しいくらいに無縁の白い翼があった)


あなたの役目は他にあったはず 

(その翼をはばたかせる空がここではない場所にあったはずでしょう)=過去形であることが重要



穏やかな川面を眺めて
わずかばかりに白波が立つ 

(ひどく感情が揺さぶられている様子)


もはや祈ることしか許されない
いっそ此処で朽ち果てて欲しい 

(あなたのため祈ることしか今、自分にはできない。いっそ自分の身もここで朽ち果てたらいいのに)



ゆらゆらゆ〜ら揺り籠揺らすように 
強く静かにこの手が止まることはない
ただ待ち続ける 

(揺り籠=安寧の場所。主観者の強く、そしてたおやかに庇護をしたいという気持ちの表れ。静かに守りたいという思いは、相手を愛しているからこそ。遠いこの場所で強く見守り、静かに待ち続けている)


朝靄に消えてく勇者に
慰めひとつも言えなくて

(勇者はここまで語られた庇護したい相手。その相手が遠く見えない靄の向こうへ消えて行ってしまう。しかし、なにもできず慰めの言葉もかけられない様子)



花びらひとつ 手のひらに乗せる
どれもなんて頼りないんだろう

(供えにもってきた花の花びらのこと。しかし、こんなものは何の為にもなってはくれない。)


ゆらゆらゆ〜らこの空が深紅の布を拡げても
桜の木立にもたれても涙は見せません

(深紅の布を拡げる、とは言わずもがな夕暮れ朝焼けのことだろうが、それは大前提であり、もっと深い意味があるんだろう。夕暮れと桜の木立の共通点を見出せば、感傷を揺さぶる・郷愁を引き起こす場面である。つまり、あなたを思い出して感傷を揺さぶられても、涙は見せない。強く信じて待ち続けていることが分かる)


節くれだった厚い手をとって 
握り締めたその力で

(節くれだち、皮が厚くなった手=数々の苦労をしてきたという描写)



こんな時代じゃなかったら
根を張った菩提樹の前で
誰にもこの肌を触れさせない

(こんな時代じゃなかったら、庇護の下であなたを辛い目になど合わせなかったのに)


柔らかな土の匂いがした
あの笑い声で涙腺がにじむ

(土の匂い→墓石の前。あの頃のあなたの笑い声を思い出し、記憶のあなたがにじむ)


ゆらゆらゆ〜ら古い墓石の前に咲いた蒲公英
息をついたらまっすぐにここへ帰ってきて

(庇護したいと強く望んで見守ってきた人は亡くなっているという見せ。一息やすんだらまたここへ帰ってきて→やはり強く待ち望んでいる)






難読であるが、おおよそのストーリーはつかめてもらえたと思う。



主観者は大切な人を失くしており、その人の死を悲しみ後悔しつつも今でも強く待ち望んでいるのだ。

場面としては、墓石の前での情景。


もっと自由に生きられたはずなのに、社会の波にもまれたか何か。
とても辛い経験をした結果の死だったようだ。

直接の原因なのかはわからないが、とにかく主観者は守れなかった自分をとても悔やんでいる。


自分なんかより世界に愛されていた人だったのに、なぜ死ななければならなかったのかと思っているようだ。




いっそ自分も後を追ってしまおうかとも考えたようだが、踏みとどまった。
踏みとどまった理由は、還らぬ人を待つためである。


しかし何らかの形できっと帰ってくると思っているのか、それともただ単にお彼岸に会いましょう程度の意味の言葉だったのかは分からないが、
なんにせよ、強く生きて待ち続ける道を選んだようだ。




この歌は、愛した者への追悼と共に花束代わりのたむけの言葉だったのでしょう。


涙腺と言う名前が、それを如実に表している。

涙腺とは、涙の源である。
つまり、「涙の原因=死した愛するあなた」へ、ということなのでしょう。


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かぜっぴきのしゃれ。

2012.03.26.Mon.18:15
はい、こんばんは。


昨晩から頭と喉が痛くて、目を動かすと痛いし、おまけにだるいなぁ

なんて思ってたら、案の定風邪でした。


なので、安静にして部屋に閉じこもってました。(どちらにせよ家の前が工事中で、車は出られない状態だったらしい)


IMG_6762.jpg
写真は起きたらちょうど夜明け前で、「撮りに行かなくちゃ」と思い、体を引きずって撮ったもの。
カメラマン魂ですね。(´∀`;)


日中はほとんど寝て過ごし、桃缶やヨーグルトなどを食べて過ごしました。




あとは、『虹色ほたる』を上下巻、一気に読み終えました。

ダム建設の前の村の抗争なんて話はよくありますが、この小説は同時に切なさと懐かしさが詰まった不思議なお話です。
風邪をひいた人でも楽しめます。



あとは「水曜どうでしょう」などを見て、なぜか「キングダムハーツⅡ」の騎士(=テラ)を倒しに行きました。
操作方法や戦い方を忘れていて、10回くらい負けてからやっと勝てました~。




あとは、寝転がりながらいとうかなこさんの『ガラスのくつ』の歌詞の意味などを考えていました。


ほとんど覚えてないのですが、タイトルからして「ガラスのくつ」はシンデレラのアイテム。
ファンタジー(幻想)を比喩していると思いました。


一番目の歌詞では、一度失敗し挫折した夢をあつめて、けれども何も出来ず、何も叶わないまま零れ落ちた。
そんな“自分”の無力さが込められているような気がする。

二番目の歌詞では、砕けてしまったガラスのくつ(=夢への挫折)を、体に破片が突き刺さりながらも抱いて、自分ごと零れ落ちていくような感じ。

「無力でも、何もしないよりはマシだった」という事でしょうか。
なんにせよ、この歌は『沙耶の唄』というノベルゲームのバッドエンド(?)で流れる曲なので、そういう意味合いを持っているのかな~

なんて。

そう、感じました。


『沙耶の唄』・・・おすすめです。

ただし、グロテスクに耐性がある方のみ。



それでは、私は風邪を治すことに専念しますね。

また明日。
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